2016年4月23日土曜日

被害に遭われた被災者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。

熊本を中心に発生しております地震により、被害に遭われた被災者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。被災地におきましては、まずは連発しています地震が治まり、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

昨日、大学の構造設計の先生と食事をする機会がありました。
その時に聞いた話では、現在起こっています熊本・大分の災害地に、まだまだ大きな地震の可能性もありますが、多くの建築構造研究者や関係者が被災地に入っているとの話でした。関係者内では、被害の報告がぞくぞくとあがってきているとのことです。

過去にあった大きな地震そしてその被害状況と研究分析により、建築の構造設計の基準については、現在に至るまで更新されてきています。今回の地震は、連続して大きく揺れるという特徴があり、そういった揺れに対して、建物にはどのように影響を及ぼすのかという、別の課題をつきつけられているといえます。木造・鉄骨造・コンクリート造によりもちろん違い、研究や実験レベルでは、そのようなことを想定して研究がなされているようですが、実際に起こりましたので、今後検証がなされて、構造の基準へも反映されていくこともあるかと思います。


地震大国の日本で、地震の被害に遭う可能性がない場所はないでしょう。
私たち建築家は、人の命を守り、そして資産もできるだけ守れるように、今回の地震から学べるものは学び、次の時代に繋いでいきたい、そして自分たちだからこそできることをしようと考えています。

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